元気ステーションねむの木が怪しい件

最近、緑の看板の建物「元気ステーションねむの木」に集まる年配の方をよく目にする。

興味津々で中を覗くとイスに座り熱心に説明を聞いている。 その光景が異様で実に怪しい。

いろいろ調べてみると、体験者のブログの記事を見つけた。 この「元気ステーションねむの木」はアルビジアという会社が経営、店舗で健康食品・健康機器・ヘルスケア器などを販売している会社。

店舗には常に無料で電子を流している椅子が用意されており、そこに約20分くらい座って店長の説明を聞いていると電子療法の時間は終了。

体内の血流がよくなり肩こり・頭痛・便秘・不眠症に効くそう。

ねむノキ Q&AサイトOKWaveでは、母親が機械をリースし、それを心配した親族からの質問もあった。 電気を体内に流し血流を良くすることで肩こりが解消するのは理解できなくもないが、、。

国民 こちらは別件ですが、生活センターで掲載されていた相談。 高齢者を集め「がんが治る」などと宣伝し電位治療器を販売していたそうだが、こちらはアウトの様な気がする、、。

科学的にその機械で体調が良くなるかは別として、プラシーボ効果も考えられる。

[title]プラシーボ効果とは[/title] 偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言う。この改善は自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な状態の改善として現われる事もある。wikipedia参照

流れとしては、、、

  1. 肩こりや頭痛が治ると口コミで聞きいってみる(しかも無料)
  2. 試し終えてどこか良くなったかしらと考察する。
  3. 重要度が上がり良くなった所探しをする。
  4. たしかに良くなったと思う
  5. 今度は高い機械を購入してみる
  6. 高い機械を購入し、より信じる力が増す
  7. たしかに良くなったと思うという流れ。

ゴールが頭痛や肩こりを直すことならそれもありだと思うのですが、親族は嫌だろうな。

しかし、SNSが復旧していないであろうあの世代の口コミによるネットワーク網に脱帽です。