森山大道 終わらない旅 北/南
僕の愛機Ricoh GRを購入するきっかけにもなった人「森山大道」。大道と言えば「アレ・ブレ・ボケ」が特徴の写真家、そんな森山大道の個展が1月23日から沖縄県立美術館で開催されてるので行ってきた。
約8割の客は博物館のインカ帝国へ流れていくなか美術館エリアの森山大道展へ。
[text_color] 【展示構成】[/text_color] [list class=“square”] [list_item]1章 起 点 1964年『無言劇』[/list_item] [/list] [list class=“square”] [list_item]2章 犬の記憶『にっぽん劇場写真帖』『シミズイサム』『ヨコスカ』『狩人』『オンザロード』『何かへの旅』ほか [/list_item] [/list] [list class=“square”] [list_item]3章 破壊と創造 1968年-70年代『provoke』1968-69年『写真よさようなら』『アクシデント』『COLOR』ほか [/list_item] [/list] [list class=“square”] [list_item]4章 光を求めて 80年代『光と影』ほか[/list_item] [/list] [list class=“square”] [list_item]5章 終わらない旅 1974年-2013年『新宿』『NORTHERN』『沖縄』[/list_item] [/list]
個展や美術館は行ったことがなかったのですが、展示構成などもしっかりしており感動。まず最初に展示されていたのは初期の作品「胎児」。ど頭から衝撃が走る。
進むにつれて作品が新しくなる構成。最後は1974年に撮影した沖縄と対極に2013年に撮影された沖縄を配置し復帰まもない沖縄と現在の沖縄の対比。そのとなりに北海道で撮影された作品を展示し北と南の対比など素晴らしい構成でした。 みて感じた感想は、「彼みたいに悪魔に魂を売れない」でした。人を被写体に撮影する時、人にカメラをむけるわけですから怒る人もいただろうし、一歩間違えれば盗撮。とても真似できるものではないと痛感。
大変素晴らしい個展でした。